「糸島おくりもの帖」

糸島くらし×ここのき『糸島おくりもの帖 つくるしあわせ つかうしあわせ おくるしあわせ』が、4月1日に発売になります。
 

この本は、ここのきのカタログでもあるのですが、ただのカタログではありません。
読み物として楽しみながら糸島を感じられる、素敵な一冊になっています。
ぜひぜひ、全国のたくさんの方に手にとっていただければと思っています。
ちなみに、カバーは取り外して、地図にもなります。

紹介されている糸島にゆかりのある作家さんも素敵な方ばかりなのですが、本の作り手さんも素晴らしい方ばかり。
 

そんななかで恐縮なのですが、私もライターの一人として執筆協力いたしました。
「自然とともにある暮らし」をテーマにした取材記事ほか、10数ページ書いています。
この取材自体、自分の心にぐっと響くものがありました。
多くの方にお読みいただければうれしいです。

カタログなので、マイマイ計画のポストカードも、ちょこっとだけ紹介あります。


取扱書店やここのき店舗・HPで販売するそうです。(追記:販売店情報も、糸島くらし×ここのきHPにあります)
また、本書の取扱店も募集中ですので、ぜひぜひ、糸島くらし×ここのきさんにお問い合わせください。

うまれた

今日は私の誕生日です。
アラサーからアラフォーへと、年々おじさんの階段を登っております。

今年は誕生日を前に、素敵な贈り物を発見しました。
雑草ガーデンという名のアトリエの庭に、カタツムリの卵と赤ちゃんを発見したのです。

 
もう、かわいくってかわいくってたまりません。
 
水晶玉のように透き通った卵。

あーかわいい。

雑草ガーデンにはナメクジが多いんですが、カタツムリは見たことがなくて、きっとカタツムリには住みづらいんだと思っていました。

もしかしてもしかしたら、マイマイ計画がここに移転したことで、ちょっとカタツムリにとって居心地の良い場所になったのかもしれません。
何せ、あえて雑草いっぱいですからね!

昨日こうもりあそびばに来た女の子に知らせると、「こういうの好きやね〜」と私に言いながら、ちょっと興味を持って虫眼鏡で見たり、近くにいたワラジムシを気持ち悪がったりしてました。

何はともあれ、うちを産卵場所に選んでくれたカタツムリさん、ありがとうございました。
天敵も多いけど、無事に大きくなりますように。

生きものと私たちのくらしのこと

 2月15日「生きものと私たちのくらしトーク・カフェ」の最終回「『伝える? 伝わる?』生きもののおもしろさ」で、ゲストのひとりとしてお招きいただき、話題提供いたしました。
 詳しい内容は、特定非営利活動法人グリーンシティ福岡さんのサイトをどうぞ。

 マイマイ計画の活動、なかでも特に「こうもりあそびば」のことをお話しました。

 糸島と言っても、特に自然が豊かな場所ではない、ありふれた住宅地の一角。
 そんな場で行っている小さな活動が、生物多様性を考えるという文脈で紹介されたということは、大きな意味のあることのように感じます。
 このトークカフェ自体、「生きものと私たちのくらし」がテーマですからね。

 とは言え、私の「環境教育への違和感」が少し議論になりました。
 私は生きものと遊ぶことを、何かの教育手段にしたくないと感じてしまうのです。(何にも教えないという意味ではないです。)

 たまたま手にとった、生命誌研究者の中村桂子さんの本にもヒントがありそうな気がしたので、メモを兼ねて引用しておきます。

"ただ私が気になるのは、環境問題の重要性を認識している人は多いのに、それを「生きる」という切り口から考えるべきことだと受け止めている人は意外に少ないということです。"

"大事なのは、生命についてすべてをわかることではなく、生命について考える、考え続けることです。生命が大切にされておらず、危機にあるからといって、生命とは何かを科学的に理解し、生命を思うように操作できる状態を作ることによってそれを乗り越えるのではなく、いつもいつも生命について考え続けることによって少しずつわかることを大事にして、危機から抜け出す道を探るほかないと思います。"

(いずれも、中村桂子『ゲノムが語る生命 ―新しい知の創出』より)

 マイマイ計画も今年で6年目。こうもりあそびばは4年目。
 この小さな場は小さいままに、ひとつの暮らしのスタイル(「あそびらき」と呼んでいます)として、少しずつ広げていくことができたらと思います。

 あらためまして、ありがとうございました。

STAP細胞発見に思うこと(追記あり)

こんなに大々的に取り上げられる生物系ニュースはたまにしかないし、個人的にも、STAP細胞発見のニュースは他の生命科学系のニュースより非常にワクワク感が大きい。

私のワクワク感は、よくわからない生命現象が新たに発見されたというところにある。
王道的な、遺伝子操作ありきのアプローチでは見過ごしてしまいそうな現象に気づき、自分の目で見たことを信じ、それを徹底的に証明したのである。

例えるなら、壊れたテレビを分解して直そうとしても全然直せなかったのに、外から叩いたら直ってしまった。というような発見だと思う。
使う人にとっては、単に早く直ったという意味しかないが、仕組みに興味がある人にとっては、なんで叩いたら直るのかが不思議でならない。
それだけに、ちゃんと説明しないと「愚弄」されたような気にもなる。

どんな仕組みで?というところもあるけれど、生物として何故こんな「リセットボタン」が用意されているの?ということを考えるのはとても面白い。
再生医療への応用も期待されているけれど、これは単純に生命現象として、たいへん面白い。

もちろんどんな研究にもそういった、わからないことを発見するという側面はあるのだけど、今回<新しくわかったことによって生じたわからなさ>はとても大きい。
その分ワクワク感が大きくて、私も興味津々になってしまうのだ。

(詳しくは、「細胞外からの強いストレスが多能性幹細胞を生み出す」http://www.cdb.riken.jp/jp/04_news/articles/14/140130_stap.html



ところで、研究内容のワクワク感とはズレた議論が一部で盛り上がっていて、モヤモヤしている。

私は研究者の人柄を紹介すること自体はアリだと思っている。
白衣ではなく割烹着というところも面白いし、人柄を好きになることで研究に親しみやすくなる面もある。
だからこそ、小保方氏もそういった質問に気さくに応じていたのだと推測する。
ただ、程度の問題はある。

私は多様な記事や番組、マスメディアをいっしょくたに批判する気はまったくないけれど、それだけに、メディアスクラムがやっぱり生じてしまった様子なのはとても残念。
 
早く研究に没頭できる日が戻ってくるように、研究内容について多くの人に興味を持ってほしいと思う。



珍しく世間的にホットな話題を取り上げてしまったけど、そんななかで今の私のできることは、やっぱりこれからも、身近な自然の魅力、あるいは生命現象のワクワク感が、多くの人に伝わるような活動をすること。なのかな。
「ちいさなちいさな王様」も、読みたいな。

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◆3/16追記

ブログを更新するかどうか迷ったけれど、追記。
この記事を書いた時はこんなことになるとは思ってなかったけれど、今私に信じられるのは、STAP細胞というアイデアのみ。

とっても残念。
仮にも生命操作につながる研究をする人が、これでは困る。
どんな教育環境、研究環境にあったのだろう。

けれど、私はもともと怒りという感情が鈍いのもあるけど、個人を追及する意欲はあまりない。
とっても悲しい。
ネットは集団の怒りが個人に集中しやすく、そこに加担することはしたくないので、新しく記事を上げることは控えます。

生命科学への変な形での注目が高まってしまって、うーむ…。
理系とか、女性とか、若者とか、研究者とか、大きな括りで何かを決め付ける人が増えませんように。

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