おがくずねんどづくり

 マイマイ計画のワークショップで使う木のねんど「おがくずねんど」は、手づくりしたねんどを使用しています。

 材料となるおがくずは、主に杉の木クラフトさんの工房から頂いています。



 本当はこういうブログのために、前もって杉の木クラフトさんの工房の写真を撮っておきたかったのですが、あいにく写真がありません。

 というのも、いつもおがくずをいただきに工房に伺うと、杉の木クラフトの溝口さんが温かく迎えてくださり、飲み物まで出してくださるので、私もくつろいでゆっくりお話する感じになってしまって、写真を撮ることなどすっかり忘れてしまうのです…。

 ともあれ、そんなお人柄で、そんな雰囲気の工房なのが、杉の木クラフトさんなのです。
 
 今のヘンテコどうぶつのワークショップも、最初は杉の木クラフトさんにお声をかけていただいて、共同のワークショップとして開いたものです。

 なので、まさに杉の木クラフトさんあっての、ヘンテコどうぶつワークショップという感じです。
 ありがたいことです。




 いただいたおがくずは、おがくずと言ってもとても粒子の細かいものです。
 触るとふわふわで、ちょっとひんやりとして、とても気持ちがいいです。

 まずはこれをふるいにかけて、粒子の荒いおがくずや異物を取り除きます。


 ふるいにかけるときも、注意深くやらないと、アトリエ中が木粉だらけになってしまいます。


 こんな感じに、粒子の荒いものが残ります。
 
 いつもはエプロンをしたり、作業着を着たりしてからこの作業を行うのですが、たまに横着をして普段着で作業をすると、そういう時に限ってひっくり返してこぼしたりしてしまいます。



 横着はだめですね…。

 ふるいにかけた木粉は、デンプン糊と少しずつ混ぜ、練っていきます。
 ベタつかず、かつボロボロにならない、良い感じのねんど状になれば、完成です。



 できあがったねんどは、冷蔵庫で保管しておきます。
 自然素材なので、放っておくと腐っちゃうのです。



 おがくずねんど(木粉ねんど)は、画材屋さんなどに行けば、市販のものもあります。
 市販のものはどうやって作っているのかわかりませんが、最近は100円ショップにもあるようです。
 市販品と比べて、これは手にくっつきやすかったり、乾いても水に弱かったり、日持ちが悪かったりします。
 ですが一方で、触ったときの感触や香りは、こっちのほうがいいなぁと我ながら思っています。

 ときどきこのねんどが欲しいとおっしゃってくださる方もいるので、このねんど自体を販売することができないか、考え中です。
 その場合は、おがくずの入手先も増やさないとなぁ。


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